2008年7月24日 (木)

RSNの内側

今日は、レインボーサポートネット(RSN)の内側をご紹介しようと思います。

RSNは福岡県内に事務所を置いている4名の行政書士(男3名・女1名)で構成しています。全員30歳代です。気持ちは若い?ですcoldsweats01

対応地域は、全国対応ですが、どうしても現地出張が必要な案件については、福岡県近郊・関西の一部地域を除いて、出張費用を頂いています。

業務内容は、RSNのホームページに記載されているとおり、行政書士業務の範囲でできるLGBTに皆さんに対する支援活動です。

その他に、LGBTの皆さんのご相談に対応してきた経験を生かして、他の法律で制限されていない範囲での『よろず相談』を行っています。

LGBT当事者の方だけでなく、当事者のご家族からのご相談、各種団体や官公庁からのLGBTセミナーのお問い合わせなども承っています。

各事案には、4人のメンバーが各自分担して対応していますが、複雑な事案については、2名~4名で共同して担当する場合もあります。

この季節は忙しい時期なので、総動員で対応しています。

最初は、メールで問い合わせをされる方がほとんどです。

問い合わせのメールに対して、料金を請求することはありませんのでご安心下さい。

まずは気軽に問い合わせをされて、その問い合わせの内容から、RSNがオススメするプランや見積もりをさせて頂きます。

そこで同意された場合には、相談の場合は先払いで、各種書類作成などの場合は着手金の入金を確認させて頂いた後に、業務開始となります。

今現在、最も利用されておられる方が多いのは、メールによる相談です。

2ヶ月間や3ヶ月間の定額制メール相談(メール放題)も好評です。

相談内容が複雑多岐にわたる場合などは、1回1回のメールのやり取りで料金が発生してしまうと、依頼人さまのご負担も大きくなってしまうので、一定期間、メール放題(返信期限に一定の時間を頂きます)のプランを提案させて頂く場合があります。

LGBTの皆さんと接していて思うことは、何かトラブルや悩みを抱えた時に、『孤独』に陥ってしまい、そこからネガティブな精神状態をずっと引きずってしまう方が多いということです。

それがやがて、LGBTであること自体に対する孤独感と感じるようになる方も少なくありません。

LGBTの皆さんが『何かあれば相談できる』、そういう場になれるように、今後とも努力していこうと思います。

法律の制限などがありますので、「どんなことでも!」とは言えませんが、まずはメールでお気軽に問い合わせてみて下さい。

レインボーサポートネットへのお問い合わせは、下記HPの『お問い合わせ』コーナーからどうぞ。

http://rainbow-support.net/

|

2008年7月18日 (金)

伝える方法

茂さん(40代・仮名)は、3年近く付き合った彼氏と別れました。

相手から一方的に切り出された別れで、理由さえも告げられずに、ただ「別れよう」の一言で終わった関係でした。

何が何だか分からない茂さんは、後日、彼氏に電話しようとしますが、着信拒否。

彼氏の自宅マンションに行きますが、不在なのか居留守なのか、応答なし。そもそもオートロックなので、マンション自体の玄関から中に入れません。

たまに、出入りする人に紛れてマンション内に入っても、彼氏の部屋の鍵は変えられていて、以前にもらった合鍵では開きません。

それに、これ以上やるとストーカー呼ばわりされかねない状況に、大人な茂さんは行動を自制しました。

でも、何とか想いを伝えたい。別れた理由を知りたい。

茂さんは、悩んだ末に相談に来られました。

「想いを伝える方法はないでしょうか?返事をもらえなくてもいいのです。私の想いを知ってくれるだけで満足なんです」

茂さんの望みは謙虚なものでした。

『電話もダメ。訪問もこれ以上は無理。直接会ったところで、すぐに逃げられてしまうだろう。追いかけるような事はしたくない。』

そこで、一つ提案をしてみました。

私「お手紙を書いてはどうですか?」

茂さん「配達されても読んでくれるでしょうか?」

私「その保障はありませんが、特殊な手紙なら可能性は有りますね」

茂さん「特殊?内容がですか?」

私「いえいえ、形式です。内容証明郵便です」

茂さん「知ってます。内容証明郵便。面前で郵便局の人が手紙の中身をチェックしますよね。人に見られるのは嫌なんです」

私「電子内容証明郵便をご存知ですか?」

茂さん「何ですか?eメールの内容証明ですか?」

私「通常の手紙ですが、投函がインターネットを通じて出来るんです。だから、面前で郵便局の人の字数などの形式チェックを受けることはありませんよ」

茂さん「それなら利用したいですね。詳しく教えてください」

というような流れで、電子内容証明郵便の作成について依頼されました。

内容証明郵便は、いつ・どのような内容を・誰に送ったかについて、公的な証明力のある郵便です。

茂さんのような例で使用するのは稀ですが、自分の言い分を確かに相手に伝えたい時には、非常に有効な手段です。

通常は契約履行の最後通告的な場合に使用したり、法律上の紛争の入り口で使ったり、クーリングオフの通知に使用したりします。

しかし、内容証明郵便の性質を生かして、様々な活用法があります。

電話やメールの時代ですが、手紙で伝える方法にも色々あるんですね。

【電子内容証明郵便への対応設備あります!・電子内容証明郵便作成のご依頼はレインボーサポートネットまで⇒http://rainbow-support.net/

|

2008年7月 5日 (土)

HIV・その後

一郎さん(30歳・仮名)とレン君(26歳・仮名)は、共にHIV陽性のゲイカップルです。

二人はある自助グループで知り合い、付き合うようになって2年になります。

HIVの感染を知り自暴自棄になったレン君は、良き相談相手だったゲイバーのマスターの強い勧めで、この自助グループに入ったのでした。

そこで出会った二人は、今では仲間もうらやむ様なベストカップルぶりです。

二人はHIVには感染していますが、早期に感染を知り、適切な医療を受けていることもあって、発症には至っておらず、日常生活や仕事にほとんど何の支障もなく過ごしています。

二人は体を鍛え、スポーツを楽しみ、私など足元に及ばないような健康的なスポーツマンです。

HIVに感染しても、早期にそれを発見し、適切な医療措置を講ずれば、発症の時期を大幅に遅らせたりできるようになっています。

しかし、感染の発見が遅れ、発症し重症化した段階では治療も難しくなってしまいます。

これから、夏本番を迎えますが、何かと性的な誘惑も多い開放的な季節になります。

性的接触によるHIV感染は、自分自身の心構えで防ぐことができるのです。

もし、感染してしまっても、早期の対策を講ずれば、もはや死の病とは言えなくなってきています。

少しでも心当たりのある方は、なるべく早期に検査をして下さい。

匿名や無料で検査を受けられる制度も整えられてきています。

他人事だとは思わずに、あなた自身とあなたの愛する人の為に、HIV検査を受けることをお願いしたいと思います。

感染しないことが第一ですが、感染していた場合、早期の発見・対策が命をつなぎます。

一度しかない人生、たった一つの命、大切にして下さい。

【LGBTのライフプランのご相談もレインボーサポートネットへ⇒http://rainbow-support.net/

|

2008年6月30日 (月)

行政書士になりたい

このブログをはじめてから、もうすぐ半年になります。

ブログの記事を見たことをきっかけにしてのご相談や講演のご依頼なども寄せられるようになり、あらためて情報を発信することの大切さと責任の重さを実感しています。

ご相談の中には、稀にLGBTに関する事とは直接関係のない内容のものが寄せられることがあります。

その中でも、嬉しく感じるのは、RSNの活動を知って「行政書士」になりたいが、どうしたらいいか?というご相談です。

特殊な場合を除いて、行政書士になるにはまず、年に1度の行政書士試験に合格しなければなりません。

試験は毎年11月に全国各地(各都道府県ごとに1ヶ所以上の試験場)で行われます。

試験時間は3時間。択一式と記述式にて出題されます。

これから勉強を始めようと思うのだけど、どのような勉強方法をすればよいのか。

資格学校に通うべきか否か。独学で合格可能なのか。

勉強時間のあまり取れない社会人ではどうなのか。

などなど。。。個人的な受験環境の問題や合格後の指南などもあります。

具体的な勉強方法や問題を解くテクニックなどに関しては、下記の教材をオススメしています。

『行政書士試験 合格る!解答術DVD』です。

今年の行政書士試験対策のために、現役の行政書士たちが制作した新試験制度対応の教材です。

昨年(平成19年)の行政書士試験本試験問題を題材に、行政書士試験問題の解法テクニックや勉強法などについて惜しみなく講義する内容です。

私やRSNメンバーの行政書士も制作に参加しています。

サンプル動画も公開を開始しました。

今秋の受験を目指して勉強中の方、初受験の方、惜しくも合格を逃してリベンジを目指す方などに力強いアドバイザーとなり得る教材です。

詳細はこちらのHPから http://www.sansui21.com/kakomondvd.html

サンプル動画はこちら  http://jp.youtube.com/watch?v=F9Kgnszd-4E

ご注文はこちら http://page14.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/s101787903

年々、難しくなる行政書士試験ですが、きちんとした対策をすれば合格できる試験でもあります。

本試験まであと4ヶ月とちょっと。受験生の皆さんの健闘を心から祈ります。

|

2008年6月15日 (日)

在留資格の変更

リエンさん(24歳・仮名)は、日本の大学に留学している留学生です。

日本人の彼女が居るレズビアンです。

卒業を3ヶ月後に控え、卒業後も日本に在留できるように日本の会社への就職活動をしていましたが、なかなか内定にこぎつける事が出来ませんでした。

そんな中、友人の紹介で、輸入雑貨のお店を経営している方と知り合い、卒業後にその方のお店で働かないか?という話になりました。

リエンさんは、留学のビザから就労のビザに切り替える為に、手続きについて自分で色々と調べてみましたが、イマイチ分からず、相談に来られました。

年々、国際結婚をする人が増える中で、LGBTの皆さんの国際カップルも増えているような気がします。

ますます国際化する日本の現状を反映しているようです。

外国人が日本に長期に滞在するには、大変厳しい縛りがあります。

現状では、外国人の単純労働は禁止されていますので、何か専門性を持っている外国人が、その専門性を生かして仕事をするような場合に、就労の在留資格が認められます。

さて、リエンさんの場合はどうでしょう?

リエンさんが留学中に学んでいた事やスキルと就職したい会社での職務内容がマッチしていなければなりません。

リエンさんと就職先の双方の話をよく聞き、客観的な資料で立証可能かどうかをよく検討しなければなりません。

そろそろ、9月卒業の留学生の皆さんは、卒業後の在留について手続きを進める時期だと思いますが、準備には意外と時間がかかります。早め早めに対策されることをオススメします。

【LGBTの皆さんの在留資格の変更・更新・資格外活動許可申請に関するお問い合わせは、レンボーサポートネットまで⇒http://rainbow-support.net/

| | コメント (0)

2008年6月 3日 (火)

性別変更の要件緩和へ

性同一性障害の方の戸籍上の性別変更に関して、その要件が緩和されることになりました。

「子がいない」という要件を「未成年の子がいない」という要件に緩和するそうです。

今国会で成立する見込みだという報道がされています。

当事者の方にとっては、一歩前進ではありますが、まだまだ不十分だと思われていることと推察します。

『未成年』の部分について賛否両論あるでしょうが、未成年の子供の心情に配慮した今回の法改正だと言えます。

最近、戸籍制度に関する様々な問題点が指摘されるようになりました。

「制度」を頑なに守ろうとすると、国民の個人的事情には十分な配慮がなされずに画一的な処理が優先されてしまいます。

かといって、個人的事情を優先し続けると、不平等な扱いが罷り通るようになり制度の根幹が揺らいでしまいます。

そもそも、わが国にはなぜ戸籍という制度が存在するのでしょうか?

住民登録だけではなく、本籍を基準とした戸籍制度が現在まで続いている理由は一体何でしょうか?

その大きな理由は、『戸籍=家族』という『家』単位でのアイデンティティーを重視しているからでしょう。

それが、現在まで続いているということは、日本の文化として広く一般に認知されていることの裏返しでもあります。

戸籍制度を考える時に、個人主義的な思想と相容れない場合がよくあります。

多く日本人が、その事実に気が付き始めてきたのではないかと思います。

私は現行の「家」単位での戸籍制度に少なからず疑問を抱いています。

そろそろ「個」に着目した戸籍なり住民登録制度に変えていくべきではないかと思うのです。

【性同一性障害に関してはこちらをご覧下さい⇒http://rainbow-support.net/

| | コメント (0)

2008年5月24日 (土)

友情結婚⇒友情離婚

桜が満開の頃、ビアンの美佳さん(仮名・33歳)から離婚の相談がありました。

美佳さんは、ゲイのご主人と友情結婚して3年目の方です。

離婚の条件などで揉めているのかと思いきや、何も問題なく、離婚するにあたって必要な法的手続やその反射的効果に関する相談でした。

このご夫婦は、友情結婚する際に、婚姻の日から3年目に離婚することを予め決めていたそうです。

「どうして結婚したの?」私の素朴な疑問をぶつけてみました。

「二人とも、バツイチに憧れてたから」笑いながら美佳さんは答えてくれました。

ゲイやビアンにとって、バツイチはすごく都合のいいものだそうです。

このお二人は、それぞれ仕事を持っておられて、会社での人間関係や家族などに対してもバツイチであることで、とても気が楽だと言っておられました。

結婚適齢期のゲイやビアンにとっては、未婚よりもバツイチの方が、勝手な結婚のお膳立てをされる可能性が断然低いからだそうです。

ノーマルなセクシャリティーからは、想像できない心理的な苦労がゲイやビアンの皆さんにはあるのですね。

確かに結婚適齢期になると周りがなかなか放っておいてくれないものです。

ノーマルなセクシャリティの方でも、鬱陶しく感じる人は多く居るでしょう。

ましてやゲイやビアンの方ならばなお更でしょうし、むしろ強迫的に感じてしまうかもしれませんね。

本当は、セクシャリティをオープンにできる社会になることが望ましいのですが、まだまだ発展途上です。

『友情離婚』というパターンを初めて知りました。

【夫婦財産契約・離婚協議書の作成はレインボーサポートネットまでお問い合わせ下さい⇒http://rainbow-support.net/

| | コメント (0)

2008年5月17日 (土)

国際反ホモフォビアの日

今日は『国際反ホモフォビアの日』です。

1990年5月17日にWHOが国際障害疾病分類(ICD)から「同性愛」を削除することを決議しました。(決議に基づくICDは、ICD-10として、1993年に第1版が発行されました。現在もICD-10が採用されています)

Icd つまり、以前は「同性愛」は精神疾患として考えられており、精神科治療の対象とされていました。

ほんの15年前までは、そのような扱いがされていたということにあらためて驚きを感じます。

そんなわけで、この『削除』をきっかけに、今日5月17日が国際反ホモフォビアの日として、LGBTの権利運動の記念日的な日になりました。

ホモフォビアとは同性愛嫌悪のことで、反ホモフォビアは反同性愛嫌悪と訳せる感じでしょうか。

日本でも各地で色々なイベントが行われたようです。

さて、同性愛自体は精神疾患とはなりませんが、LGBTの方々の中には、LGBTであるが故の悩みなどから、メンタル面で不安定になる方が多く居られます。

レインボーサポートネットにも、メンタル面での悩みなどが多く寄せられます。

病気とまではいかないまでも、一人で悩んでいるうちに、ネガティブな状況に陥っていくことは、とても悲しいことです。

身近に相談相手が居ない方、どこに相談して良いかわからない方、セカンドオピニオンを聞きたい方など、レインボーサポートネットまでお気軽にご相談下さい。

レインボーサポートネットのスタッフが誠心誠意対応させて頂きます。また、レインボーサポートネットはLGBTの方々のケアを行う各方面とのネットワークを構築し、信頼できる相談機関の紹介も行っておりますのでご安心下さい。

LGBTの皆様の権利が少しでも広がる社会になることを祈ってhappy01

【LGBTに関連するご相談はレインボーサポートネットまで⇒http://rainbow-support.net/

| | コメント (0)

2008年5月13日 (火)

起業の季節

先日、デザイナーの進藤さん(仮名・35歳)が勤務先の広告会社から独立してデザイン事務所を立ち上げたというので、お祝いに行って来ました。

進藤さんはレインボーサポートネットのロゴ・マークをデザインしてくれた方でもあります。

自分の城(オフィスbuilding)を持った進藤さんは、以前にお会いした時よりもすっかり起業家の顔になっているように見受けられました。

また、私の顧問先であるゲイ風俗系企業は、今月でdiamond周年を無事に迎えました。

この会社とは会社設立手続からのお付き合いで、会社としての成長ぶりをず~と見てきました。

今ではゲイ風俗関連事業を手広く展開する会社に成長しました。とにかくものすごいスピードでした。

ここの社長さんも、今ではすっかり『社長』という肩書きが似合うようなお顔になりました。最初は、そこら辺の兄ちゃんでしたが(笑) ゴメンナサイcoldsweats01

起業するのは人生にとっての一大決心であり、まさに人生をかけての勝負だと言えます。

起業する人が全て成功するわけも無く、中には夢破れて、起業したこと自体を後悔する結果になる人も居るでしょう。

綿密な事業計画を立て、準備を整えて起業するのはもちろんですが、一番大切なことは、どんな努力も惜しまないことです。

起業自体を楽しいと思えるような環境に身を置けると最高ですね。

レインボーサポートネットでは、起業する方を応援しています。

LGBTの皆さんは、独立心・起業心が旺盛な方が多いような気がします。

この季節、起業したLGBTの皆さんに心からエールを送りますsign01

【会社設立・営業に関する許認可申請・起業コンサルはノウハウ豊富なレインボーサポートネットまで⇒http://rainbow-support.net/

| | コメント (0)

2008年5月 8日 (木)

出来心のサイドビジネス

ゲイのシンジ君(29歳・仮名)は、関東地方で営業職をしている会社員です。

ある日、シンジ君は、友人からダビングしたゲイビデオをもらいました。このようなダビング物のビデオやDVDのやり取りを友人たちと始めて3年以上にもなるそうです。

シンジ君はふと思いつきました。「ダビングしたゲイビデオをネットで売ったら儲かるのでは?」

行動派のシンジ君はすぐさま行動に移しました。しかも、売れるためにちょっとした工夫をしました。

それは、DVD化して販売していない動画配信の映像を購入し、それをDVDに焼いて販売するという方法です。

ネットオークションなどのサイトを通じて、一見してコピー物の販売とは分からない方法で、なおかつ会員制サイトという敷居もわざわざ設けて、しんじ君なりの偽装工作をやり尽くしてのサイドビジネスです。

売れ行きは好調で、始めて2ヶ月目で、会社の給料を上回る額を稼ぐようになりました。

シンジ君は、いっそのこと、会社を退職してサイドビジネスを本業にして生活しようかとさえ思い始めていました。

そんなこんなでサイドビジネスを始めて4ヶ月ほど経ったある日、しんじ君の元に1通の封書が届きました。

郵便屋さんが届け来たその封書には「内容証明郵便在中」と赤字で書いてあります。

「何だろう?」シンジ君は懸賞にでも当たったのかなと思いながら封を開けました。

『通告書』というタイトルで始まるその文書には、シンジ君が販売していた動画のタイトルや販売方法の詳細などが記載されており、著作権法違反で刑事告訴する旨や数百万円の損害賠償を求める内容が書かれていました。

差出人は、シンジ君が違法コピーをしていたゲイビデオ会社です。

シンジ君は『刑事告訴・損害賠償請求』の文字に頭が真っ白になりました。

すぐさま差出人の会社に連絡を取って謝罪しましたが、時既に遅し・・・。

この時初めて、やってしまった事の重大さに気づいたシンジ君でした。

結局、賠償金を支払って、刑事告訴だけは見送ってもらいましたが、儲けたお金の数倍の賠償金を支払う羽目になりました。

「つい出来心で・・・」シンジ君がビデオ会社にした言い訳です。

詳細は書けませんが、シンジ君はこの事件のために、方々に借金をし、実家からは勘当され、職も失い、現在行方不明です。

昨今、様々なメディアの違法コピーが問題となっていますが、ゲイビデオ業界においてもその対策は積極的に講じられています。

ちょっとした知識と機材があれば、比較的簡単に違法コピーは出来てしまいます。

しかし、その簡便さは、利用する正規のユーザーためにわざと著作権者が設定しているのであり、違法コピーがOKなわけではありません。

『つい出来心で』、では済まされないのです。

著作権侵害ビジネスは、決して割りの良い商売ではありません。安易に突っ走ってしまったシンジ君の二の舞にならないように、絶対に足を踏み入れてはなりません。

『旨い話』のサイドビジネスなんて、ありません!

【著作権コンサル・内容証明郵便の作成・告訴状作成はレインボーサポートネットまで⇒http://rainbow-support.net/

| | コメント (0)

«レインボーパレード