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2008年2月20日 (水)

ゲイを狙った詐欺・恐喝事件にご注意!

ある日、太郎さん(30才・仮名)は、出会い系サイトで出会った21才の大学生と関係を持ちました。
お金で割り切った関係です。太郎さんは大学生を自宅に呼んで関係を持ちました。

次の日、太郎さんに昨日会った大学生からメールが届きました。「至急お話したいことがあります。お電話下さい」
切羽詰った様子のメールの内容に、太郎さんは大学生に急いで電話をかけました。

大学生「実は、昨日、帰宅してから体調が悪く、今朝病院に行くと通院治療が必要だと診断されました。原因は昨日の太郎さんとの行為です」

太郎さん「えっ!そ、そうなの? 昨日は大丈夫そうだったけど。。」

大学生「それから、実は僕、17才の高校生なんです。だからお金も無くて、今後の通院の費用がありません。太郎さん、治療費を払ってもらえませんか?」

太郎さん「えっ!高校生?君は大学生だって言ったじゃないか!君の自己責任だよ。自分で何とかしろよ!」

太郎さんは動揺しながらも怒って電話を切りました。
『全く最近のガキはどういう神経してるんだ』太郎さんは内心そう思っていました。
しばらくして太郎さんの携帯が鳴りました。あの大学生からです。

大学生「父親に相談しました。そしたら父が凄く怒って、太郎さんの事を訴えるって言っています。17歳の高校生をお金で買うのは重罪になるって。治療代や慰謝料も請求するって」

太郎さん「えっ!訴える? そ、そんなの困るよ。世間体もあるんだし、そんな勝手なことされたら・・・」

大学生「太郎さんが今日中に誠意を見せてくれたら、父は訴えないと言っています。もし、太郎さんの誠意がなかったら、明日の朝一番に警察に行くそうです」

太郎さん「ちょっと待ってくれ。わかった、わかったよ。金は払う。だから警察には勘弁してくれ。。頼む!」

大学生「では、○○万円を今からいう銀行口座に振り込んで下さい」

太郎さん「はい。。」

太郎さんは言われるままにお金を振り込みました。
しかし、この1回で事は済まず、この後、この大学生やその父と名乗る人物から事あるごとに金銭を要求されたのでした。
困り果てた太郎さんはとうとう警察に相談しました。
その結果、この大学生を名乗る人物は恐喝の常習犯であることが判明し、年齢も成人であることが確認されました。

近年、全国各地でこの様な手口による詐欺・恐喝事件が多発しています。
事件として処理されず、水面下でのやり取りで終わっている件数を考慮すると相当数に上ると思われます。
似たような事件は男女の別、セクシャリティの別を問わず、昔から存在する手口ですが、近年ではゲイの男性を狙っての犯行が多発しています。
インターネットの普及により見知らぬ人と簡単に出会い、肉体関係を持つことが可能な時代になりました。
しかし、この簡便さにつけ込んで、悪事に利用する輩が少なからず存在します。
上記の太郎さんは、見知らぬ相手に、自宅やメールアドレス、携帯番号などの重要な個人情報を漏らしてしまったために、エスカレートした恐喝を受けてしまいました。
太郎さんのゲイとしてのライフスタイルに意見する気はありませんが(思うところはいっぱいあります)、自分の個人情報を守るという点について、認識が甘すぎたと言えます。
世の中、良い出会いばかりとは限りません。大学生に自己責任を説いた太郎さんの言葉がむなしい事件です。

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