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2008年4月23日 (水)

性のボーダレス化

danger今回の記事は性的な表現を含みます。大丈夫な方だけ読み進んで下さい。

ゲイビデオモデルのマコト君(仮名・21歳)は、普段は関西地方の学校に通う学生です。

街中でスカウトされ、昨年からゲイビデオモデルをしています。二ヶ月に1度くらいのペースで撮影があるそうです。

マコト君には年上の彼女が居ました。大学入学当初から同棲生活をしていたのですが、昨年に破局し、その経緯が悪かったためにトラブルになり、その相談にゲイビデオ会社の社長を通して私のところに来られました。

さて、今日はこのトラブルの話ではありません。

マコト君は中学時代頃から、彼女が居たり彼氏が居たり、そういう枠にはまらない相手(表現が難しいところです・・・)が居たりと、セクシャリティ的にはバイセクシャルな感じですが、本人はそういう風に分類されることを嫌っています。

「人を好きになるだけで、性別は問題ない」との事。

でも、将来的には結婚して家庭が欲しい。子供もたくさん欲しい。

と言うのです。

LとかGとか、凝り固まったセクシャリティを敬遠する往来自由なセクシャリティの若者が増えています。

「性のボーダレス化」と言ってもいいのかもしれません。

『同性を好きになってはいけない』というタブーが、若者の間で受け入れられなくなっているのか?、それともタブーを侵す快感なのか?、私には分かりませんが、ただ確実なのは、現実としてマコト君のような若者が増えてきているということです。

マコト君のように、『男女の枠に拘る事を嫌い、それと同時に、LGBTという枠も嫌う』というのは、新しい感覚と捉えるべきなのでしょうか?

マコト君にとっては、セクシャルマイノリティは融通の利かない人たちに見えてしまうようです。

多くのLやGの方にお会いしてきましたが、セクシャリティを自分の意思で決めているというよりは、先天的に近い形で運命的に感じている方が多いと思います。

例え、性のボーダレス化が進んだとしても、LやGというセクシャリティに拘るしか術のない人たちにとっては、マイノリティとしての問題は必ず付いてまわるのです。

セクシャルマイノリティに関する問題は普遍的と言ってもいいでしょう。

日本が性的に大らかな国になりつつある今、セクシャルマイノリティへは正しい観点からの考察が必要です。そうでないと、誤解によりとんでもないレッテルを貼られてしまう危険性があるからです。

まだまだLGBTを面白おかしく取り上げる人たちが居ますが、とても残念です。

それに便乗する当事者も少なからず居るのも事実ですが・・・

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