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2008年6月 3日 (火)

性別変更の要件緩和へ

性同一性障害の方の戸籍上の性別変更に関して、その要件が緩和されることになりました。

「子がいない」という要件を「未成年の子がいない」という要件に緩和するそうです。

今国会で成立する見込みだという報道がされています。

当事者の方にとっては、一歩前進ではありますが、まだまだ不十分だと思われていることと推察します。

『未成年』の部分について賛否両論あるでしょうが、未成年の子供の心情に配慮した今回の法改正だと言えます。

最近、戸籍制度に関する様々な問題点が指摘されるようになりました。

「制度」を頑なに守ろうとすると、国民の個人的事情には十分な配慮がなされずに画一的な処理が優先されてしまいます。

かといって、個人的事情を優先し続けると、不平等な扱いが罷り通るようになり制度の根幹が揺らいでしまいます。

そもそも、わが国にはなぜ戸籍という制度が存在するのでしょうか?

住民登録だけではなく、本籍を基準とした戸籍制度が現在まで続いている理由は一体何でしょうか?

その大きな理由は、『戸籍=家族』という『家』単位でのアイデンティティーを重視しているからでしょう。

それが、現在まで続いているということは、日本の文化として広く一般に認知されていることの裏返しでもあります。

戸籍制度を考える時に、個人主義的な思想と相容れない場合がよくあります。

多く日本人が、その事実に気が付き始めてきたのではないかと思います。

私は現行の「家」単位での戸籍制度に少なからず疑問を抱いています。

そろそろ「個」に着目した戸籍なり住民登録制度に変えていくべきではないかと思うのです。

【性同一性障害に関してはこちらをご覧下さい⇒http://rainbow-support.net/

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