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2008年12月の記事

2008年12月24日 (水)

国際カップル

関西地方のRさんは、外国人の彼女を持つレズビアンです。

Rさんの彼女の母国では同性婚制度があり、二人はその国で同性婚の手続きをしました。

その国では、Rさんカップルは婚姻したカップルになりましたが、日本では通用しません。

あくまで、その国の中だけの適用です。

しかし、Rさんカップルの現在の生活の本拠は日本にあるので、日本でも可能な限り婚姻と同様の手続きを取りたいと考えて相談を寄せられました。

同じ戸籍に入るという意味では「養子縁組」が婚姻に一番近い形になりますが、形式上といえども親子になるということには抵抗があったので、別の形式を望まれました。

そこで、Rさんカップル二人の間で『パートナー契約』を締結して頂き、お互いに『遺言書』を作成することになりました。

これで、二人の関係が継続している限りは、お互いの在り方は契約に規律され、万が一の事があった場合は遺言書によってパートナーの一方に財産上の権利を遺贈することができます。

ただ、これでも通常の夫婦関係により認められる各種の権利に比べれば、まだまだ不十分だといえます。

果たして日本で同性婚制度が認められる日は来るのでしょうか?

その答えは、LGBT当事者の皆さんが、いかに声を上げ、いかに行動し、いかに訴えるかということにあると思います。

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2008年12月11日 (木)

セクシャリティ鑑定

「私のセクシャリティは何ですか?」というご相談が時々あります。
自分自身のセクシャリティについて疑問を感じ、もしかしたら自分は…と思い悩んで相談して来られます。

こうしたご相談には、まず、お話をよく聞くことが重要です。
なぜセクシャリティに悩むようになったのか、そのきっかけや現在のおかれている状況を中心に、悩みの核心に迫っていきます。
セクシャリティは極めて個人的な事情ですので、全てを打ち明けるまでに時間がかかる方も居られます。
それでも、ゆっくり時間をかけてお話を聞いていきます。
面談でない方は、メール相談で何度もメールを往復しながら、信頼関係を築いていきます。
そして、セクシャリティで悩むということ自体の苦痛を少しでも解消できるように導いていきます。

そもそも、セクシャリティを決めつける必要はありません。
セクシャリティの分類はL・G・B・Tという4種類に大別されてはいますが、曖昧な人も多く居ますし、突き詰めて考えていくと、この分類自体はあまり意味のないものだと私は考えています。
ですから「あなたのセクシャリティは○○ですね」と鑑定するようなお返事は決してしません。
セクシャリティを確定的に決めつけてしまうのはナンセンスだと思うのです。

大切なのは「今どうなのか?」という事です。
過去のセクシャリティや将来のセクシャリティが、今の自分の進むべき道を狭めてはならないと思うのです。

『過去は異性愛者であったけれども、今は好きになってしまった同性がいる。自分はゲイ(ビアン)なのか?』
こういう相談には、「好き」の分析から始めなければなりません。
友達としての「好き」もあれば、恋愛的な「好き」もあり、さらには肉体関係だけを望む「好き」もあるでしょう。
一体どの「好き」が同性愛の境目でしょうか?好きと愛はイコールなのでしょうか?愛って何なのでしょうか?
セクシャリティというのは、人間が便宜的に定めた分類に過ぎません。
その分類にあてはめる(あてはまる)ことで救われる人も居るでしょうが、自然の摂理においてセクシャリティとは普遍的なのでしょうか?

ゲイ(ビアン)だから、どうしなくてはならない。という考え方は、男(女)だからどうしなくてはならない。という考え方と等しいと言っても良いでしょう。
ジェンダー論にも通じる話ですね。

まずは、セクシャリティという足枷から解き放ってあげることが、最初の1歩なのです。
「人として人を好きになる」
あとは自然の流れ。『考える』ではなく『感じる』のです。そこに理屈は不要でしょう。

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2008年12月 1日 (月)

RSNの年末年始

今日から12月。1年の締め括りの1ヶ月ですね。

1年経つのは本当に早いです。皆さん、師走の忙しさに大変な時期でしょうか?

さて、今日はRSN(レインボーサポートネット)からのお知らせです。

年末年始は、12月29日(月)~1月4日(日)までお休みさせて頂きます。

この間のメールでのお問い合わせやご相談に対する返信は、原則として1月5日以降となりますので、お問い合わせやご相談のある方は、お早めにメールをお願いします。

なお、今月から、メール相談(1往復)の料金を、3,000円と致しました。

LGBTに関する各種手続のご相談から様々なお悩み相談まで、お気軽にご利用下さい。現在(12月1日現在)は、お待たせすることなくご相談に応じることが可能です。10月~11月中旬はメール相談が混み合いまして、お待たせした皆様には大変ご迷惑をお掛け致しました。心よりお詫び申し上げます。

引き続き、1ヶ月や2ヶ月の定額メール相談(メール放題プラン)もご用意致しております。相談内容が複雑な場合や、一定期間の専属の相談員をご要望の場合にご利用下さい。

今年は多くのメール相談・面談による相談・各種手続代理のご依頼を頂きました。ご依頼者の皆様、誠にありがとうございました。

レインボーサポートネットスタッフ一同、今後とも研鑽を重ね、LGBT当事者の皆様のお役に立てるよう精進して参りますので、何卒よろしくお願い致します。

さて、今月はクリスマスや大晦日→お正月と、多くのイベントがありますね。

久しぶりに地元に帰って、ご家族や旧友に再会するというLGBTの方も多いのではないでしょうか。

あるいは、今年も地元には帰らないという方もおられるかもしれません。

人にはそれぞれおかれた環境というものがあると思いますが、かけがえの無い家族や友人の大切さを考える1ヶ月であって欲しいなと思います。

季節柄、体調を崩しやすい時期でもあります。どうかご自愛ください。

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